資格 試験 ビジネス・金融【速記技能検定】

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速記技能検定の資格試験に関する情報満載!

速記技能検定の受験資格

制限はありません


速記技能検定の試験内容

速度 反訳制限時間 程度
6級 5分間に400字 60分 初歩的なもの
5級 5分間に600字 60分 ノートやメモなどに速記活用できる
4級 5分間に900字 60分 平易な口述や草稿などに速記活用できる
3級 5分間に1200字 60分 口述や電話などの速記ができ反訳を手伝える
2級 10分間に2800字 130分 会議や講演などの速記を補佐できる
1級 10分間に3200字 130分 会議や講演などの速記が単独でできる

朗読分を速記し翻訳して原稿を作成するわけですが
・誤字・脱字などは1字1点の失点となります。
・誤訳・反訳漏れは朗読原本によって訂正した字数分が失点となります。
・送り仮名の送り方、漢字か仮名で迷う場合、社会的慣用のものであれば失点とはなりません。
・漢字の字体は新字体がよいが、旧字体でも失点とはなりません。
・仮名遣いは現代仮名遣いによります。


速記技能検定の試験時期

1月、5月、8月、11月の最終日曜日


速記技能検定の受験料

【6級】/1,200円 【5級】/1,500円 【4級】/2,000円
【3級】/3,000円 【2級】/4,000円 【1級】/5,000円


速記技能検定の問合せ先

(社)日本速記協会
東京都千代田区永田町2-10-2
秀和永田町TBR1010
TEL03-3580-0976
http://www.h2.dion.ne.jp/~sokki/


速記について、以下wikipediaより

速記(そっき)とは、速記文字や速記符号とよばれる特殊な記号を用いて、言葉を簡単な符号にして、人の発言などを書き記す方法をいう。主に議会や法廷の発言を記録する分野や出版、ジャーナリズムなどで利用されている。
この技術の知識体系を速記法、技術を運用する方法を速記術、実際に運用する者を速記者という。また、社団法人日本速記協会では文科省認定速記技能検定試験1級に合格し、申請した者を速記士に登録している。

日本語の速記
日本に速記という概念が登場したのは江戸時代である。1862年に出版された『英和対訳袖珍辞書』にshorthandの訳語として「語ヲ簡略ニスル書法」と、stenographyの訳語として「早書キヲスル術」と紹介されていた。1868年の『増補西洋事情』(黒田行次郎)には「疾書術は近代の発明なり」と紹介されている。
西洋文明を積極的に導入した明治維新期、西洋の速記を日本語に導入する試みが数多く行われた。1875年には、松島剛や畠山義成が日本語速記法の整備に着手した。そして1881年に「[国会開設の詔[明治23年ヲ期シテ国会を開設スル旨]]」の詔勅が発表されたことで、国会議事録記録の必要から多くの人々が速記法を考案していった。
1882年9月16日、田鎖綱紀が『時事新報』にグラハム式を参考にした日本傍聴記録法として発表し、10月28日、日本傍聴筆記法講習会を開設し、田鎖式速記の指導を開始した。日本では象徴的にこの日を以って日本速記の始まりとされる。ここで養成された速記官は、若林?蔵や酒井昇造の名が残っている。速記官は説法や政談、演説などを速記する練習を繰り返し、また講談や落語を速記するなど政治や文化の担い手として活躍した。
そして1890年、帝国議会が開設され、議会速記が必要とされる時代を迎えた。この時、議会速記を一任されたのが若林?蔵である。帝国議会の貴族院・衆議院が議事の進行等について定めた貴族院規則、衆議院規則には「議事速記録ハ速記法ニ依リ議事ヲ記載ス」との規定が置かれ、議会開設直後の第一議会からの発言が速記記録されることになった。
議会開設前後に整備され、また黒石大や清沢与十らによって発展した日本速記であるが、全て田鎖式を基礎にしていた。その中、東京高等商業に招聘されたいたイギリス人教師・エドワード・ガンレットが、ピットマン式を発展させ、ガンレット式と呼ばれる日本語速記法を考案した。田鎖式に比べ書きやすく、また日本語の発音体系させた方式であり、この方式を学んだ森上富夫は1909年に衆議院速記者に採用され、田鎖式系一色だった議会速記に新風を送り込んでいる。
そのほか基礎符号を単線にした武田式や、それを更に発展させた中根式、更にその中根式を発展させた石田式が登場している。
このようにイギリスの正円幾何派を中心に導入された日本の速記であるが、大正になるとドイツの草書派を参考にした日本語速記が誕生した。毛利高範はドイツ留学中に目にしたオーストリアのファウルマン式を参考に毛利式を発表している。
また、従来は民間養成を基本としてた帝国議会の速記官であるが、この頃には報道など、民間における速記への需要の高まりがあり、速記官確保が困難になってきた。そこで政府は、1918年に速記練習生を募集し内部養成する方針に転換した。ここでは現場の速記官からのアイデアを集積され、1942年には衆議院式標準符号がさだめられるに至った。

日本語速記法
符号速記(手書き速記) - 基礎符号に、文字ではなく、表音機能を持つ図形を用いる速記法を言う。平仮名、片仮名を用いるものは文字式とも呼ばれる。
田鎖式
田鎖綱紀が1882年に発表した方式。初めて実用化された。アメリカのグラハム式を日本語に適用した方式。
参議院式
田鎖式を基に、貴族院速記者練習所で指導された貴族院式が起源。戦後、貴族院が廃止、代わって参議院が設立されたが、参議院の事務局は貴族院のものを受け継いだので、参議院式と呼称が変更され、さらに参議院速記者養成所でさらに改良された方式をいう。複画派から折衷派を経て単画派に至ったが、再び折衷派に戻った。近年の技術革新に伴い、会議録作成に録画ビデオの活用、音声認識システムの検討がはかられることになり、2004年9月に参議院速記者養成所は養成中止を公表した。
衆議院式
田鎖式を単画式に改良した方法。友野茂三郎、西来路秀男らが改良に努力した。参議院と同様の経緯により、2004年10月、訓練生の新規募集中止を決定した。
熊崎式
熊崎健翁(健一郎)が1906年に発表した方式。
中根式
中根正親が1914年に発表し、中根正世が普及させた方式。単画派で学習性のよいことが特徴である。
超中根式
中根正親の門弟、森卓明が発表した方式。のちに超中根式表象速記法、現代国語表象法と名称を変えた。アメリカのクロス式の影響を強く受けた。
石村式
石村禧行(善左)が発表した方式。
早稲田式
川口渉(1906年 - 1956年)らが、1930年に発表した方式。通信教育で普及した。現在、電子機械速記法版(スピードワープロ)が発表されている。
V式
小谷征勝が開発した方式。もとは小谷式と呼ばれていた。
佐竹式
佐竹康平が早稲田式を改良した方式。(1958年)
森田式
森田章三が発表した方式。
電子機械速記
特殊なタイプライターを使用、あるいはパソコンと併用し、日本語を打ち出す形式。はやとくん、スピードワープロ、CAVERなどがある。

速記法の分類
日本の速記方式は、仮名五十音に対応する基礎符号の設計理論により、以下のように分類することができる。

複画派
子音を表す直線・曲線の終わりに母音を表す円・直線を付加することで五十音を表記する。
  (例)
  ・田鎖式
単画派
五十音すべての表記を、一本の直線・曲線の方向・長さなどの区別によって表記する。
  (例)
  ・中根式
  ・山根式
  ・V式
折衷派
単画派と複画派を組み合わせ両方の利点を取り入れた方式。
  (例)
  ・早稲田式
  ・佐竹式
  ・熊崎式
  ・モリタ式

速記符号の構成
日本語の速記は方式の差異を問わず、多くの場合は以下の符号によって構成される。

 清音
 日本語の五十音に当たる符号で基本文字と呼ばれる。濁音や半濁音をここに含むこともある。
 濁音・半濁音
 「がぎぐげご」「ぱぴぷぺぽ」など。
 長音
 「あー」「いー」などのほか、「えい」「おう」のように母音列の違うものの接続も長音とみなせる。
 拗音
 「きゃ」「きゅ」「ふぁ」「ふぃ」など。「きゅー」など長音を含む方式もある。
 助詞
 「~て」「~と」「~に」「~の」「~は」「~を」など、日本語の助詞に当たり、基本文字とは別の符号が割り当てられる。
 省略
 ・音の省略 :日本語で頻出する特定の音の基本文字符号の表記を省略する。「ん」「いん」「く」「き」「つ(っ)」など。
 ・単語の省略 :日本語で頻出する単語(例えば「~して」「~した」「~です」「~ます」「~させる」「すなわち」「しかしながら」「あなた」「私」「日本」「アメリカ」など)を省略する。
これらの省略には以下の種類がある。
1.特定の記号を割り当てたもの。
2.基本文字の位置や大きさを変えたものを割り当てたもの。
3.単語に含まれる2つ以上の音の基本文字を組み合わせたもの。
4.直前の線に加筆するもの。

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